お疲れ様です!
前回の続きで、各メーカー比較 料金早見表のご紹介の続きになります。
前回のをまだ見てない方は是非見てからのほうが繋がるかと思います。
↓こちらからご覧ください↓
今回投稿するのは下記表の①の部分になります。
①基本スペック
基本スペックは、専門的な目線で見ればもっと詳しく細分化できるかとおもいますが
正直素人で、実際建てた時に施主(我々お客)に直結するのは下記項目なのかなと考えてます。
項目だらけで何を比較すれば良いか分からなくなってしまうのでは?という懸念です。
上から順番に詳細をご説明します。
耐火性能
耐火性能とは、建築基準法などにおいて火災が鎮火するまでの間、火災による建築物の倒壊および延焼を防止するために、建物の耐力壁や間仕切り壁・外壁・柱・床・梁などに求める性能のことです。
性能に応じて、所定の条件を満たしている場合に火災保険料が安くなることがあります。
引用元:建物の耐火性能(耐火基準)はどのように確認するのですか|ソニー損保|火災保険のよくある質問 (sonysonpo.co.jp)
もし火事が起きてしまった際、もしくはお隣さんやご近所のお宅で火事が起きた際に
自分の家が燃えて倒壊しにくく逃げる時間が長かったり、燃え難かったりしたら安心ですよね?
つまり耐火構造である=安心が手に入る + 火災保険料が安くなる です。
具体的にいくら安くなる というのはメーカーの建物の商品によって異なるため
気になるメーカーが耐火性能なのかと、いくら安くなるのかは聞いといた方が良いです。
メーカーによっては耐火性能が標準なので、追加費用かからないのでお得ですよね!
ローコスト住宅のメーカーによっては「必要ないですよ~」とか「出来るけど追加費用かかったり、間取りの制限がありますよ」とか言われるかもしれません。
どっちの方が良いかは、購入する人それぞれ、メーカーの信念によって違うかもですが
私は家族の安心をとって標準仕様が耐火性能の家を選びました。
耐震等級
耐震等級とは、建物の強さ・強度の指針で、品格法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)によって定められる住宅性能表示です。
耐震等級は3つの段階が設けられています。(ベースとなるのは耐震等級1です)
●耐震等級1
数百年に一度発生する地震の地震力に対して倒壊・崩壊せず、数十年に一度発生する地震の地震力に対して損傷しない。(建築基準法同等)●耐震等級2
等級1で想定される1.25倍の地震が起きても倒壊・崩壊しない。●耐震等級3
引用元:耐震等級とは?~地震に強い家にするために知っておくべきポイント~ (hascasa.com)
等級1で想定される1.5倍の地震が起きても倒壊・崩壊しない。
上記の通り、 3等級 > 2等級 >1等級 というようになります。
どうも耐震等級3をとってるから絶対安心強い家!と単純に言える話じゃないみたいです。
すみませんが詳細は引用元を参照してください。。。
簡単に言うと、等級ではなく、強い家=構造計算を行っている家 ということだそうです。
では、なんのためにあるんだよ!って感じですが、
後に出てくる”長期優良住宅”の項目にかかってきます。
我々に関係するところは、地震保険の控除が受けられることと、
地震等級によって割引が受けられる というところです。
いろんなメーカーに耐震のこと聞いてきましたが、今時どこのメーカーでも耐震は強いので、
標準仕様で or 予算以内でお得に買える地震等級基準を満たせる家なのかどうかだと思いました。
C値・Q値・UA値
数値なんて分からない!簡単に理解したい!と思うのでここでは簡単にまとめます。
詳しくは検索すれば解説サイトいっぱいあるので検索
●C値=家の隙間の数値
C値が低い=家の隙間が少ない=熱・冷気・湿気・花粉・騒音・害虫 が入らず、快適に暮らせる!
●Q値=家の熱が、家の表面と換気で、どれくらい熱が逃げるかの数値
Q値が低い=熱が逃げにくい=暖房・冷房が効きやすく省エネでお得
●UA値= 家の熱が、家の表面のみから、どれくらい熱が逃げるかの数値
UA値が低い=熱が逃げにくい=暖房・冷房が効きやすく省エネでお得
Q値とUA値の違いは、換気まで考慮してるのがQ値です。
メーカーによってはQ値は非公開になるので、その場合はUA値で比較しましょう。
ですが、Q値のほうが換気も考慮しているので、リアルな数値だと思います。
ということはQ値を非公開にしている理由って….(意味深)
初期窓
窓の種類によって家の断熱性に大きく響きます。
この項目に関しても、調べると種類も豊富なので簡単に説明します。
考えるのはとりあえず2点!
●外側窓枠と内側窓枠は何の素材なのか
樹脂なら断熱性が高い!アルミなら断熱性が低い!になります。
理想は”外・内 両側樹脂サッシ”です!
●何枚ガラスなのか
1枚の窓は、何枚のガラスでできているのか
最近の性能の良い窓は、1枚のガラスで出来ておらず、複数枚で出来ています。
当然ながら2枚、3枚などで出来ている窓は断熱性・防音性・防犯性が優れており、結露もしにくいです。
なお、複数枚の場合はアルゴンガス等のガスが入っているとなお良いです。
外壁仕様
外壁は個人個人でどんな外観にしたいか、初期費用はいくらなのか、メンテナンスは何年周期でやるのか。によって違います。
こちらのサイトにとても分かりやすくまとめてる方がいましたので、
↓詳細はこちらをご参照ください。↓
個人的におすすめは、オプション費がかかっても30年前後くらいメンテナンスフリーのグレードの良い、コスパが良いタイルとかがおすすめです。
外壁メンテナンスには、足場+施工の人工費用で100万とかかかるところもあるみたいなので、それなら最初からメンテナンスかからないものがコスパの良いお得だと思います。
太陽光・蓄電池・エコキュート
つけるかつけないかは賛否両論で、太陽光付ける付けない戦争をネットでよく見ますね(笑)
メーカーにもよりますが、初期費用が高い割りに、メンテナンスがかかったり故障のリスクや、屋根の強度など、リスクが高いのも事実ですよね。
私は”一条工務店”で建てたので、太陽光・蓄電池の初期費用が
普通に他社で同じグレードで付けるより半額ぐらい(?)で設置できるので
設置一択でした。
一条工務店オリジナルブランドなので良い性能を安い価格で付けられるそうです。
↓詳しくはこちら↓
太陽光発電・蓄電池システム|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】 (ichijo.co.jp)
床暖房
我が家では妻の強い要望で、床暖房を付ける予定でした。
そのため、各メーカーで比較するために、4つの観点を見てました。
●標準で付けれるのか or オプションで付けれるのか
標準でついてくるメーカーもあれば、オプションでも付けれないメーカーもありました。
●水温式なのか or 電気式なのか
床暖房には2種類あり、電気式は子供やペットが寝転んでいると低温火傷のリスクがあるとか聞いてたので、水温式で探していました。
●1㎡/1坪当たりの費用はいくらなのか
正直どこのメーカーもオプションで付けるとなると結構高かったです。
長期優良住宅
地震等級の項目でもお伝えしましたが
この長期優良住宅認定を受けていると国や県から割引を受けることができます。
標準仕様で長期優良住宅なのか、追加費用をかけなければ長期優良住宅にならないのかを確認しましょう。
割引を受けるために膨大な費用をかけていては本末転倒だと思いますので。
カーテン・エアコン・その他
メーカーによっては、カーテンやシェード、レースが無料で付いてきます。
カーテンは家を建てた後に必ずかかる費用の一部なので、標準で全部屋カーテンを買わないですむのは10万以上の節約になるので考慮しましょう。
エアコンも、メーカーによって大型のが1台のところもあれば、2台や、4台無料で付いてくるメーカーもありました。
エアコンもLDKや主寝室、子供部屋など各部屋に必要になる装備ですので、付いてくるエアコンのグレードと個数を確認し考慮しましょう。
まとめ
●家づくり=間取りと外観とかに目が行きがちですが、
住んでからの性能や、住んでからの失敗をいくつ潰せるかだと思いますので、
まずは建てる可能性のある家はどんな性能と装備なのかを把握しましょう。
●ここにある項目は数ある項目の一部です。
自分の必要な項目を適切に追加したり、不要な項目は削除して
自分オリジナルの比較表を作ると後悔が少なくなると思います。
(私の場合は屋根仕様とか無くしてます)
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