お疲れ様です。 朝倉です!
今回は我が家の、建築予定グランセゾンの外観についてです。
今まで悩みに悩みまして、紆余曲折した経緯と結果、どんな外観になったのかを打合せの時系列順にご紹介していこうと思います。
“外観”の概要
家の顔は”外構”と、家の”外観”
使い勝手室内には影響もしませんし、室内にいる時は関係ありませんが
室内の間取りと同じくらい外観に関しても、力を入れないと帰宅時や休日の昼間等に
外から家を見たときに後悔する箇所が目立って見えたりして気持ちが落ち込んじゃいいそうですよね。
特に道路側の目立つ向きや、よく目に入る玄関周り、北側の外壁が汚れやすいのでキレイを保ちたいとか、住んでから気が付くポイントなんかもあります。
そんな後悔ポイントを無くしたく、私が外観に関して考えた項目は、主に以下の項目です。
●外壁の素材と色
●1階と2階のバランスと凹凸をどこにつけるか
●屋根の素材と色
●窓の大きさ、位置、横並び、縦並びのバランス
●軒天井の模様と色
●玄関周りの広さ・大きさと色、ポーチ部の素材と形・色
●室外機、エコキュート、電気メーター、屋外コンセント等、外壁周りに付く機器類の位置と高さ
etc…
まだまだ外観を考える項目はあると思いますが、大まかにはこんな感じでした。
何度も外観図面を作成してもらい、気になった個所を修正してもらいを繰り返して、自分のイメージを固めたらよいかと思います。
SNS等でイメージが明確な方は外構(エクステリア)も同時に考えると後々後悔は少ないかと思います。
(我が家はエクステリアは後々で打合せしています)
グランセゾンで外観選ぶ項目
■外壁の種類と色
一条工務店のグランセゾンでは、”ハイドロテクトタイル”という長くキレイを保てるタイルが標準で付けれます。(長く保てるロジック詳細は公式HPをご参照ください)
ハイドロテクトタイルには色設定が5色あり、その中から1~2種類選べます。
(ちなみに我が家では、最終的に白×茶 にしました)
■窓サッシの色
窓サッシの色を3種類から選ぶことができます。
外壁の色に合わせ、バランスが良い色を選びましょう。
巷では、白は汚れが目立ち、黒は雨跡やホコリが目立つそうです。
あまり掃除を頻繁にしたくない!という方はアーバングレーがおすすめだそう。
(ちなみに我が家では、汚れ上等で黒にしました)
■軒天井の色
一条工務店のグランセゾンでは、軒天井を木目調にすることができます。(i-Smartでは不可)
軒天井が木目調ってロマンありませんか?私は凄い憧れてました!
ですが、軒天の選択は非常に難しく、軒下は常に影になる部分ですので、画像やサンプルよりも色合いは暗く見えます。
ちなみに“チャコールグレー”を晴れの日に完成現場で実際に見たのですが、ほぼ真っ黒に見えました。
そのため我が家では”ダークブラウン”を予定していましたが、最終的に思い切って”イエローブラウン”に変更しました。
■破風の色
破風(はふ)とは、斜め屋根の側面にある部材を指します。
特にこだわりの無い方は、外壁や軒天の色に合わせると自然だとのこと。
我が家は軒天に合わせブラウンにしました。
■土台水切りの色
土間部と建物の間にある、外壁に当たった水を地面に落とす部材です。(水切り部材といいます)
こちらも特にこだわりが無ければ建物と同じ色にあするのが自然かと思います。
(我が家は1階の外壁が全部白なので、白が自然のはずが最終仕様確認で見落としてしまい、黒のままになっていました…)
■笠木の色
パラペット屋根部のボコッと出っ張っている部分の上にあるアルミ製のカバー部材のことです。
こちらも特にこだわりが無ければ建物や他部材と同じ色にあするのが自然かと思います。
1回目打合せ時の外観
白一色 案
とりあえず白一色でどんな感じなるかを見せてもらいました。
絶対に失敗無いですし、後々の外構や植栽もなんでも合わせやすいのが特徴です。
建物だけで見ると少し寂しい感じはしますね。
黒一色 案
一度は憧れる黒一色も同時に作ってもらいました。
スマートでかっこいい印象になりました。
ですが、さすがに真っ黒すぎてワクワクの新築マイホーム!って感じがしないですね。
外構や植栽を派手にしたい方には良いのかもしれません。
白&黒(白ベース) 案
白ベースに、パラペット屋根部に黒をアクセントで入れてもらいました。
収まりがよく、すごいおしゃれな印象になりました。
もうこれで良いんじゃないかぐらい好みですが、妻の要望で重く見える黒タイルは使用しないことになりました。
2回目打合せ時の外観
ブラウン一色 案
黒タイルは重いが、暗い色は使いたいと思っていたので、代わりにブラウンタイルを採用することにしました。
たぶん無いとは思いますが、念のためブラウン一色も見せてもらいました。
個人的には少し地味かなという印象。
白一色 案
最新間取りによる、白一色の外観を再度出してもらいました。
軒天井もこの時期はダークブラウンでパース図を作ってもらいました。
やっぱり無難に良いが、地味な印象。
白&ブラウン(白ベース) 案
落ち着いた印象もありながら、今時のおしゃれ感もあって好印象
妻も納得してくれて、色の組み合わせは “白×ブラウン” の組み合わせに決定しました。
ですが、まだバランスの悪い箇所もあるので、もう少し見栄えが良くなるように調整します。
3回目打合せ時の外観
ブラウン&白(ブラウンベース) 案
試しにブラウンをベースに、パラペット屋根部を白にした場合のパースを作ってもらいました。
個性的で尖っていますが、少し違和感があるのでこれは無しに無しにしました。
画像右下の1階壁付けされている蓄電池とパワーコンディショナーが白なので、さらに違和感が出ちゃっていますね。
白&ブラウン(白ベース) 案
これは見た瞬間に理想に近い組み合わせだなと、妻と合意しました。
前回(2回目打合せ)からパラペット屋根部をできるだけ全周に出して、見栄えをよくしました。
パラペット屋根部を増やす=屋根のメンテナンス費用が上がる
というデメリットがありますが、i-Smartでできないデザインをグランセゾンではできるので、少しメンテ費用が上がってもデザインを良くしました。
※少し広くなったところで、そんなメンテ費は変わんないだろうという勢いで選択。
4回目打合せ:外観確定!
~玄関側~
~南側~
最終的な外観です。
外観見た目の仕様は、
外壁:白ベース × パラペット屋根部ブラウン
軒天:イエローブラウン
玄関ドア:ファノーバ・親子ドア・シナモンエルム
窓サッシ・土間水切り・笠木:ブラック
破風:ブラウン
になりました。
実は一条工務店ルールで、NG出されてしまったパラペット屋根部があるのですが、構造計算上のNGなので諦めた部分があります。
実際に建ったらその部分を確認して、またブログでご報告しようと思います。
まとめ
●家の顔は”外構”と、家の”外観” 間取りと同じくらい図面とにらめっこしましょう。
●3D図面/パーズ図は、現物と結構異なるので、攻めた色合いや暗い色合いに注意。
晴れの日、曇りの日、雨の日 によって色合いが変わるのでできるだけ現物や、加工無しの写真を見て決めましょう。
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